2014.10.8
松林哲也准教授の共著作、『自殺のない社会へ―経済学・政治学からのエビデンスに基づくアプローチ』（有斐閣、2013年）が、第56回「日経・経済図書文化賞」の受賞図書に決定した。同賞は、日本経済新聞社と日本経済研究センター共催のもと、過去１年間に出版された経済図書の中で特に優れた図書に贈られる。同著作は、自殺という社会問題について経済学の立場からのエビデンスに基づく実証分析をベースに具体的な政策的提言を提示しており、審査員から「あるべき書物の姿を示す書」として高く評価され、今回の受賞にいたった。同受賞を受け、松林准教授は「栄誉ある賞をいただいたことを胸に、更なる研鑽を積んでいきたい」と述べた。