研究科行事在学生

2019年度 口頭報告審査会および博士論文進捗状況報告会

OSIPPでは、12月に論文口頭報告審査会と博士論文進捗状況報告会を実施している。今年度は、博士前期課程の44人と博士後期課程の38人が研究成果を報告した。

前期課程では、修士論文の作成にあたりこの期間までに修士論文の第一ドラフトを仕上げ、口頭報告会にて3名の審査委員(指導教員である主査1名と副査2名)から審査を受ける体制が取られている。1人あたりの持ち時間は20分間、発表が10分、質疑が10分である。来年3月に修了予定の学生は、審査委員のアドバイスを参考に、加筆修正した内容を学位論文としてまとめ1月上旬に提出し、学位論文の審査と教授会の決定を経て、学位が授与されるという流れである。

後期課程では、博士論文進捗状況報告会および論文口頭報告審査会を設けている。
博士論文進捗状況報告会は、博士後期課程の在学期間1年を経た学生を対象とし、論文口頭報告審査会は、3月修了予定者を対象としているものである。博士論文に関係する資料に基づき、これまで仕上がっている部分の内容と今後の研究計画をこの会で報告する。こちらは、1人につき発表20分、質疑20分の計40分である。博士論文進捗状況報告会では、2名の審査委員(指導教員である主査1名と副査1名)から審査を受け、論文口頭報告審査会では、3名以上の審査委員(指導教員である主査1名と副査2名以上)から審査を受ける体制が取られている。
このあと、3月修了予定者は、審査委員のアドバイスを参考に加筆修正しまとめた学位論文を1月上旬に提出し、学位論文審査及び最終試験を経て、学位の授与が決定される。

このように、OSIPPでは、博士課程の集大成となる論文作成に対して、手厚い指導体制を取っている。

(OSIPP研究支援室)