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【院生紹介】孫君如さん(OSIPP博士前期課程)

【院生紹介】孫君如さん(OSIPP博士前期課程)


山内直人研究室・M1孫君如さんにOSIPPでの生活についてインタビューを行いました。

 

―OSIPPへの入学と期待すること

孫さんは中国で大学卒業後、中国と日本でそれぞれ企業に勤務した後、OSIPPに入学しました。1学年の人数が比較的少なくアットホームな雰囲気であること、日本に居ながら多国籍な学生との関わりを持てることに魅力を感じ、OSIPPを進学先として選びました。

孫さんは近年中国でも上昇している離婚率について問題意識を持っており、修士論文では、中国における離婚率上昇の原因を探りたいと考えています。経済学や計量経済学の知識を身につけ、修士論文の執筆を行う中で、論理的な思考を身に着けることを目標としながら、日々勉強しています。また、日本語や英語で行われる講義を受講することを通して、語学力を伸ばしたいとも考えているそうです。

孫さん顔写真_r

 

―インターンシップへの参加

 OSIPPで開設されている講義「プロジェクト演習 インターンシップ」を受講し、夏季休業中には大阪府庁で2週間のインターンシップを経験しました。日本の役所で手続きした際の職員の丁寧な対応に驚き、また公務員である母親の影響で、府庁の仕事に興味を持ちました。また前職では日本人と関わる機会が少なかったため、日本人と共に働くことを体験するためにも良い機会であると考え参加を決めました。インターンシップを通して、大阪府の課題について理解を深めるとともに、仕事の分担と効率性についても学ぶことが出来たそうです。

 

―就職活動

 現時点では、就職先として外資系のコンサルティング会社や日本の企業を候補に考えています。専攻する経済学の知識を活かすことが出来る仕事を希望しており、公共政策分野関連のコンサルティングに興味を持っています。また、OSIPPに入学して好きになった大阪や関西圏で就職したいと考えています。

 

                                                                                                   佐藤見郁(OSIPP博士前期課程1年)