2017.12.1
第23回OSIPPアドバイザリーボード開催
11月28日、「第23回OSIPPアドバイザリーボード」が開催されました。アドバイザリーボードとは、OSIPPのさらなる活動の発展のために、学内外の有識者から意見を聞こうというものです。アドバイザリーボードの委員を務める方は12名おり、今年度はヴェルナー・ケーラー氏(大阪・神戸・ドイツ連邦共和国総領事)などを含む5名の方が参加されました。
会合では、はじめに赤井副研究科長から、OSIPP在学生の進路などについて報告がありました。次に、松野副研究科長からOSIPPに在籍する学生や、教員によるシンポジウムなどの研究成果の報告がありました。
その後、大久保研究科長から、OSIPPの博士後期課程志願者の人数を増やすために、「博士後期課程の人物が、研究職以外でもどのように活躍できるのか。」ということをテーマに委員の方々に意見をうかがいました。
各国の総領事を務める委員は、アメリカやドイツ、韓国での、社会人から修士課程や博士課程に進む人がどのように支援されているのか、また博士課程の人材がどのような職場で必要されているのか、各国の現状を踏まえて提言されました。
また、日本に関しても委員から、会社における分析や戦略業務など、博士課程の人材が必要とされるという意見も出されました。
昼食をはさみながらも、「大阪大学に、より多くの留学生を呼び込むためにはどうしたらよいのか。」など、教員と委員の間では、多岐にわたる内容が議論されました。
神保 友弥(OSIPP博士前期課程2年)