2016.12.9
第22回 OSIPPアドバイザリーボード開催
2016年11月24日 於OSIPP棟会議室
11月24日、「OSIPPアドバイザリーボード」が開催されました。本会合は、学内外の委員からOSIPPの活動実態について評価して頂くもので、毎年この時期に行われています。
現在のアドバイザリーボードは、自治体の首長や領事など多方面の有識者14名から構成されています。
今年度はそのうち、ローデリック・ウォルス氏(在大阪・神戸オランダ総領事)、ヴェルナー・ケーラー氏(大阪・ドイツ連邦共和国総領事)、朴慶洙氏(駐大阪大韓民国領事館教育担当領事)、前田史郎氏(朝日新聞社本社論説副主幹)、藤井真也氏(日本貿易振興機構(ジェトロ)大阪本部長)、尾上孝雄氏(大阪大学大学院情報科学研究科長)、辻本賢氏(OSIPP同窓会「動心会」会長)の7名の委員にご出席いただきました。
会合では、まず、赤井副研究科長からOSIPPにおける女性教員や外国人教員の割合、在学生数、院生の留学状況と留学生の受入れ状況、修了生の進路状況などの説明がありました。次いで、松野副研究科長より、OSIPPの財政状況、教員の社会貢献の状況、OSIPPの研究・教育における海外展開事業について説明がなされました。
大久保研究科長は大阪大学で進められている大きな事業について説明し、教員組織と教育組織の分離(教教分離)が実現すると教員組織としてのOSIPPは解体される可能性もあることを指摘されました。
以上の説明を受けたアドバイザリーボード委員の方々からは、OSIPPの今後の課題として、「産学共創」の実現、グローバル化人材の更なる育成、より手厚い就職支援などをご指摘いただきました。
(OSIPP博士前期課程 孫 雲之鵬)