2018.11.30
第24回OSIPPアドバイザリーボード開催
2018年11月16日、OSIPP棟会議室にて「第24回OSIPPアドバイザリーボード」が開催されました。アドバイザリーボードとは、OSIPPの研究教育活動のさらなる発展のために、学内外の有識者から意見をうかがおうというものです。
現在のアドバイザリーボード委員は12名ですが、今年度は、梁 鎬錫氏(駐大阪大韓民国総領事館教育領事)、Karen Kelley氏(駐大阪・神戸アメリカ合衆国総領事)、尾上孝雄氏(大阪大学大学院情報科学研究科長)、曽根一朗氏(日本貿易振興機構(ジェトロ)大阪本部長)、田中雄一郎氏(朝日新聞社本社論説副主幹)、辻本賢氏(OSIPP同窓会「動心会」会長)、中野時浩氏(大阪府総務部長)の7名の委員がご出席くださいました。
会合では、はじめに松野研究科長による挨拶の後、山田副研究科長よりOSIPPの教育活動に関する報告、赤井副研究科長よりOSIPPの財政状況と研究に関する報告がなされました。その後、今年度のアドバイザリーボードのテーマである「高等教育の無償化」について議論がはじまり、委員のおひとりである大阪府総務部長の中野氏から、大阪府が実施した私立高校授業料無償化に関するこれまでの状況について説明がなされ、それを受けて、さまざまな意見が出されました。
また、近年の学生にみられる特徴として国際ビジネスを担えるような人材が不足しているという点があげられ、留学生と日本人学生とが交流する場を設けるために制度として何か工夫することが必要であるといった意見や、OSIPPという研究科の特徴から国際的な研究費の獲得にチャレンジしてみてはどうかといった提案がなされました。
昼食をはさみながらも、委員と教員の間では多岐にわたる内容が議論され、今後のOSIPPに期待する声が寄せられました。
(OSIPP研究支援室)