シリーズ「グローバリズムと公共政策の責任」 第3巻『自由の共有と公共政策』発刊
2019.10.29
シリーズ「グローバリズムと公共政策の責任」
第3巻『自由の共有と公共政策』
グローバルな社会において、自由とは何か?公共政策はいかにあるべきか?
本書では、「自由」の概念から人権を国際的に保障するための国連やEUの法制度を議論し、家族形成・人種差別・難民に関する各論的な問題を考える。さらに、自由の共有を保障するための取り組みとして、移民政策・女性解放政策・社会保障政策を紹介する。グローバルな視点と身近なコミュニティの視点から公共政策のあり方を模索するシリーズ最終巻(大阪大学出版会 内容紹介ページより引用)。
発行日 2019年10月
編 者 星野俊也・大槻恒裕・村上正直・大久保邦彦
発行所 大阪大学出版会
- 目 次
第1章 「自由」の概念と「積極的自由」の保護可能性(大久保 邦彦)
第2章 国際人権レジームの拡大とその効果(日高 薫)
第3章 EUにおける基本権保障―国内法上の保護水準との関係を中心に―(西連寺 隆行)
第4章 家族形成の多様化・自由化と法的公序(床谷 文雄)
第5章 人種差別撤廃条約と日本の社会の変容(村上 正直)
第6章 難民の国際的保護政策(安藤 由香里)
第7章 インターカルチュラル・シティの可能性と問題点(河村 倫哉)
第8章 国際的な人の移動の潜在力と持続可能な移民政策(佐伯 康考)
第9章 ジェンダーに基づく暴力からの解放と社会変革を求めるアフガン女性の活動(清末 愛砂)
第10章 抵抗と救済―大正米騒動― (北村 周平)
大阪大学出版会 HP ⇒グローバリズムと公共政策の責任1 平和の共有と公共政策
大阪大学出版会 HP ⇒グローバリズムと公共政策の責任2 富の共有と公共政策
大阪大学出版会 HP ⇒グローバリズムと公共政策の責任3 自由の共有と公共政策