Eventsセミナー・シンポジウム

松浦晃一郎氏(ユネスコ前事務局長) 講演会

国連創設70周年・ユネスコ設立70周年記念
特別セミナー第1弾「ユネスコの70年を振り返って」 

 2015年4月22日、国際連合教育科学部文化機関(ユネスコ)前事務局長の松浦晃一郎氏を講師にお招きし、ユネスコ設立70周年記念特別セミナーが豊中総合学館において開催されました。本講演は「ユネスコの70年を振り返って」と題し、教育、科学、文化の協力と交流を通じて国際の平和と人類の福祉の促進を目的として創設されたユネスコが、これまでに果たしてきた役割について語られました。松浦氏は、70年の活動の中で、「ユネスコは特に教育の分野に力を入れ、初等教育を含む基礎教育の普及のために尽力してきた」と述べられました。

ON DSC_0248

 また、70年の歴史における日本との関係についても述べられ、「日本では戦後、ユネスコの活動に対する関心が高まり、ユネスコ憲章の理念に共鳴した日本ユネスコ協会連盟の前身である日本ユネスコ協力会連盟が1948年に設立された。さらに1951年にはユネスコに加盟したことで、国際社会復帰への第一歩となった」と話されました。

 ユネスコの今後の活動としては、教育、保健、経済などの分野における諸問題の根本的な解決を目指した「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の達成に向けて、地球環境問題など新たな課題に対応しながら教育分野を中心に役割を果たしていくべきであると語られました。また、日本における課題として、ユネスコの活動に対する若い世代の関心が低いことを指摘され、世界の課題が日本国内の課題として関わってくることもあるので是非関心を持ってほしいと聴衆に向けて語られました。

(OSIPP博士前期課程 藤田美由紀)

セミナー案内詳細は⇒こちら