在学生

【院生投稿】呂 凌霄さん(OSIPP博士前期課程)

去OSIPP的原因             (日本語は後述)
第一个原因是,我想在开始工作之前对日本文化有一个更好的了解。 我在中国高中毕业后来到日本,在一所日语学校学习了一年,然后进入滋贺大学的经济系。 通过在日语学校的学习和作为本科生的生活,我的日语得到了提高,也接触到了很多日本文化。 然而,我并不觉得自己完全了解日本文化,并且对在日本公司开始工作感到不安。 因此,我想通过两年的研究生学习,加深对日本文化的了解。

第二个原因是,我设想作为一个数据分析专家工作。 这是由我作为本科生参与名宿的商业管理的经验引发的。 对销售和客人的构成进行数据分析,使我能够减少管理成本,更好地服务客户,这就是我想学习更多数据分析的原因。 此外,我的本科毕业论文是一项定性研究,但我觉得带有理论层次的解释不够有说服力,需要更多有数据支持的定量研究。 OSIPP非常理想,它提供了一个学习数据分析方法的环境,如何处理特定的软件以及如何解释结果。

第三,还有一个原因是,我可以做医疗卫生政策的研究。 在我的祖国中国,独生子女政策预计将导致未来严重的低生育率和人口老龄化,我相信医疗保健政策将变得更加重要。 我想在日本的研究生院做这项研究,因为日本的出生率比中国低,人口老龄化严重,而且日本已经实施了很多医疗政策。

 

中国和日本的文化差异

与OSIPP的经济朋友(2021年11月)

每个国家都有自己的独特文化。 日本的代表是漫画、动漫、寺庙和神社,但在日常生活中也有独特的文化。 我想介绍一下我在日本学习过程中所了解到的一些印象最深的文化内容。

首先是一种似乎由 “honne和tatemae “代表的文化。 例如,在有些情况下,通过敢于不给出具体日期来确认拒绝,如 “另找时间”。 在中国,文化是相对直接的文字,所以国际学生可能会把迂回说的话误解为字面意思,这就会导致误解。 我自己没有意识到,”有时间我们再出去吃饭吧 “的邀请是一种社交邀请,我感到受骗和沮丧。 我得到的印象是,在日本文化中,双方都觉得自己不想拒绝,也不想被拒绝。

日本的社交方式也很独特。 在日本,往往需要时间来了解人们并评估他们的个性,所以需要很长时间才能认识他们并称他们为 “朋友”。 来自不同文化背景的国际学生可能需要特别长的时间。 相反,一旦你了解对方,你可以维持很长一段时间的关系,而且很少会破裂。我们越是了解对方,就越不可能因为我们和国际学生之间文化背景的不同而产生误解,从而不再成为朋友。 另一方面,在中国,虽然会迅速了解对方,但是忠诚度不如日本,友谊往往会迅速改变。 我认为这部分是由于中国的文化,社会变化很快,那些犯错和主动接受挑战的人会有更多的机会。 由于交流方式不同,我自己在刚到日本时有时也会感到困惑和孤独。

 

给国际和日本学生的信息

与Yahya一起,他是OSIPP的校友,通过一个班级认识了他(2021年12月、仅在拍摄时不戴面具)

大多数来到日本的国际学生必须对日本感兴趣,喜欢日本。 而且我确信,这种感觉以某种小方式传达给了日本人。 即使有文化差异,我们也有许多共同点。 刚到日本的留学生刚开始在新的环境中生活,忙于研究,所以他们可能不会直接结交日本朋友。 然而,要慢慢来,体验日本的各种事物。 而且随着你逐渐了解日本文化,你应该能够交到日本朋友。 日本学生也应以热情的眼光看待国际学生。 国际学生有勇气克服文化和语言障碍,来到日本,一个他们热爱的国家。 虽然自然存在文化差异,但毫无疑问,他们喜欢日本。 让我们与他们积极沟通。

在OSIPP,学生的出身国家不仅在中国,也在许多其他国家。 因此,你不仅可以从日常的研究生活中学习,还可以从不同的文化中获得新的视角,在日常生活中感受不同的文化,从而获得成长。 通过我在OSIPP剩下的一年时间,我想和周围的很多人一起参与进来,相互激励,共同成长和发展。 另外,对于所有正在阅读这篇文章的OSIPP学生,如果你在附近看到我,请喊我一声。

 

******************************************************************************

OSIPPに進学した理由

一つ目の理由は、就職前にもっと日本文化への理解を深めたいと思っていたからです。私は中国の高校を卒業後に来日し、1年間日本語学校で学んだ後、滋賀大学経済学部に入学しました。日本語学校での勉強や学部生としての生活を通して日本語は上達し、日本の文化にも多く触れてきました。しかし、日本文化を完全に理解しているとは思えず、このまま日本の企業で働き始めることに不安を感じていました。そこで、2年間の院生生活を通して、日本文化への理解をより深めたいと考えました。

二つ目の理由は、データ分析のスペシャリストとして働くということを想定しているからです。これは、学部生時代に民泊の経営管理に参加した経験がきっかけとなっています。売上の構成や宿泊者のデータ分析によって、管理コストの削減とより良い顧客対応が可能になった経緯があり、データ分析をもっと勉強したいと思うようになりました。さらに、学部の卒業論文は定性研究でしたが、理論を重ねた説明だけでは説得力が足りず、データに裏付けられたより定量的な研究が必要だと感じていました。データ分析の手法や具体的なソフトの扱い方、結果の解釈などを学ぶ環境が整っているという点でOSIPPは最適です。

三つ目に、医療政策の研究ができるという理由もあります。母国である中国では一人っ子政策によって、将来の深刻な少子高齢化が予想される中、医療政策が重要になると考えています。日本は中国に比べて少子高齢化が進んでおり、医療政策も多く実施されているため、日本の大学院でこの研究をしたいと思いました。OSIPPでは実証研究も多く扱っている上に、政治学・経済学・法学と様々な視点から、医療政策が社会に与える影響について研究できる点が魅力的でした。

 

日中の文化の違い

OSIPP経済系の友人たちと(2021年11月)

各国には固有の文化があります。日本は漫画やアニメ、寺社仏閣が代表的ですが、日常生活の中でも特徴的な文化があります。日本での留学を通して知った、印象的な文化をいくつか紹介したいと思います。

一つ目は、「本音と建前」で表されるような文化です。例えば、「また今度」などとあえて具体的な日程を示さないことで、拒否の確認を済ませる場合があります。中国の場合は比較的ストレートに言葉を伝える文化があるため、留学生は遠回しに言っていることを文字通りの意味に勘違いし、誤解が生まれることがあります。私自身、「また今度ご飯行こうね」という誘いを社交辞令だと気づかず、だまされた気分になって落ち込みました。日本人の文化では「断りたくない、断られたくない」と互いに思っているという印象を持ちました。

人付き合いの方法も日本はユニークです。日本では、時間をかけて相手を知り、性格を見極めるため、仲良くなり「友達」と呼ぶまでに時間がかかる傾向があります。文化的背景が異なる留学生とは特に時間がかかるかもしれません。その代わり、一旦仲良くなれば、長く関係を保つことができ、決裂するというようなことは滅多にありません。これは、仲良くなることよりも、嫌って決裂しないことを重視しているのだと感じています。お互いをよく理解している分、留学生との間の文化的背景の違いから誤解が生じて、友達でなくなるということも少ないと思います。他方、中国ではすぐに仲良くなる代わりに、日本に比べるとロイヤリティが低く、どんどん友人関係も変わっていく傾向があります。これは、中国は社会的変化が激しく、ミスをしても積極的にチャレンジする人が機先を制するといったカルチャーも影響していると思います。コミュニケーションを取る方法が異なるため、私自身、来日当初は困惑したり、寂しく感じたりすることもありました。

 

留学生と日本人学生へのメッセージ

授業を通じて知り合ったOSIPPの卒業生Yahyaさんと(2021年12月、撮影時のみマスク無)

日本へ来ている留学生の多くは、日本に興味があり、日本のことが好きなはずで、その気持ちは多少なりとも日本人に伝わっていると思います。例え文化の違いがあっても、お互いの共通点も沢山あります。来日したばかりの留学生は、新たな環境での生活が始まったばかりで、研究も忙しく、すぐには日本人の友達ができないかもしれません。しかし、焦らずゆっくりと日本で様々なことを経験しましょう。そして徐々に日本の文化を理解する中で、日本人の友達も出来るはずです。日本人の学生も、温かい目で留学生をみましょう。留学生は勇気を持って、文化や言葉の壁を乗り越え、好きな日本へ来ました。文化の違いなどは当然ありますが、日本が好きなことは間違いありません。積極的にコミュニケーションをとってみて下さい。

OSIPPには、中国だけでなく、様々な国にルーツをもつ学生が集まっています。そのため、日々の研究生活からの学びはもちろん、多様な文化の中で新たな視点を得たり、日常の中で異文化を感じたりして、成長することができます。残り1年のOSIPPでの生活を通して、私も周囲の方々と多く関わり、互いに刺激を与え合って成長していきたいです。また、この記事を読んでいるOSIPP生の皆さん、私を見かけたら是非声をかけてくださいね!