【OSIPP赤井研究室主催】公共政策実践セミナーシリーズ
「中央銀行(日銀)の役割と関西経済の展望」
2024.10.17
「中央銀行(日銀)の役割と関西経済の展望」
日本銀行大阪支店営業課長 吉村玄氏
日本銀行大阪支店営業課調査グループ長 木村真樹氏
(写真:吉村氏による説明の様子)
2024年10月10日、OSIPP棟6階会議室において、日本銀行の大阪支店営業課長である吉村玄氏と大阪支店営業課調査グループ長である木村真樹氏による「中央銀行(日銀)の役割と関西経済の展望」と題した講演会が開催された。
講演は、金融システムと物価の安定に関する内容を中心に、日本の金融政策がどのように行われているかを学ぶ貴重な機会となった。特に、日本の金融機関の監視体制や調査、そしてマクロ政策におけるエビデンスの重要性を学び、日本銀行の業務は多岐に渡っていることと多様な職員がお互いに協力し合っている様子を知ることができた。また、日本銀行が独立性を保ちながらも政府と連携していること、さらにコロナ禍や気候変動、通貨のデジタル化など、幅広い政策課題に対応しているということを現役の日銀職員である吉村氏から聞くことができたため、参加していた学生は感銘を受けたのではないだろうか。今後、金融政策に対する関心をさらに深め、市場を注視していきたいと考えている。
(OSIPP博士前期課程 阿部克哉)