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【院生投稿】佐藤由基さん(OSIPP博士前期課程)

【院生投稿】佐藤由基さん(OSIPP博士前期課程)


今現在、私は修士1年目を終えようとしているところです。その私から見たOSIPPの良いところやOSIPPでの学生生活、今後の予定についてこの記事では書こうと思います。

 

 

 

OSIPPの良いところ

私が感じたOSIPPの最も良いところは、多様な価値観や様々なバックグラウンドを持つ人々と自然に交流が得られるところです。それらの交流によって、自分とは異なる様々な考え方に触れることができ、お互いが持つ異なる考え方を尊重しあえるようになります。OSIPPには国籍、文化等を問わず多くの学生が在学しています。そして、授業や休憩時間では学生同士の活発な交流があります。書物やテレビ、インターネット、SNS等から情報を間接的に得ることと、実際に異なる社会で暮らしてきた人々に会って直接的に話をするということでは、情報の受け取り方が違ってきます。OSIPPでは、それらの交流を通じて、自然と国際的な感覚を身につける事ができると思います。

 

OSIPPでの学生生活

初めは緊張でいっぱいでしたが、楽しい院生仲間達や素晴らしい先生方、職員さんたちのおかげでとても充実した時間を過ごす事ができています。入学前の私の大きな不安のひとつに自分の英語力で講義についていけるのかということがありました。OSIPPは英語と日本語の講義を両方採用していますが、私の専門とする政治系の講義はほとんど英語で開講されています。その中で、長期留学や特別な英語力をつけるための訓練をしていない私が講義についていけるのかがとても心配でした。しかし、それは杞憂に終わりました。確かに、始めは英語での議論や文献講読についていくのが精一杯でしたが、だんだん慣れていき、今では英語に対する不安はありません。また、普段の日常生活でも留学生と過ごす事が多いので自然と英語に慣れていきました。


今後の予定

現在は修士論文の執筆と就職活動に専念しています。ボスニア・ヘルツェゴヴィナにおける難民の帰還について修士論文を書く予定で進めています。フィールドワークについても指導教授の先生と現在相談しています。就職活動については、まだはじまったばかりなのでなんともいえませんが、日々企業分析や自己分析をはじめ、説明会の参加などを繰り返す毎日です。これからも有意義な大学院生活を精一杯頑張っていこうと思います。

 

(OSIPP博士前期課程 佐藤由基)