学術交流協定在学生

【院生投稿】陳麗芬さん グローニンゲン大学(オランダ)からの交換留学生

(日本語訳は後述)

研究内容和将来的打算是怎样的呢?
我主攻的研究方向是国家的公共外交政策和软实力。我坚信除了发展自身强硬的硬实力以为,软实力的开发也是不容忽视的。一个国家的软实力如果能够发挥得好,那么在很大程度上,能以最低的成本,帮助它高效地提高国际形象,更进一步,还能促进其的双边和多边外交关系,缓解冲突。比如,中国的熊猫外交和日本的动漫外交就大大地帮中国和日本柔和了他们的国际形象,提高了其他国家居民对这两个国家的喜爱度。毋庸置疑,软实力是如此之重要。虽然在学术上面软实力获得的关注越来越多了,但是作为一个较新的概念,学术上的成就还是比较的浅。并且如何衡量软实力一直是一个令研究软实力的学者头疼的问题,现在还没有一个权威的量化的方法来评估和衡量软实力。我希望我能在这方面贡献出我自己的一己之力,为此也有申请博士的想法,或者进入国际关系研究所进行进一步的研究。

 

为什么选择来OSIPP?
我就读于荷兰的格罗宁根大学的国际关系学院,主攻东亚研究。大阪大学的OSIPP和格罗宁根大学的东亚研究学院一直处于合作关系。当我得知可以来到大阪大学交换学习的时候,我非常开心,立马就去留学咨询部报名了。作为国际关系的学生,我希望能在不同的环境里学习用多角度考虑现代社会,特别是国际社会出现的各种问题的态度。并且,因为从小喜欢动漫,所以对日本一直有着憧憬,一直想来日本学习。再来,日本的软实力也一直非常的强,其中,首屈一指的就是日本的动漫外交。我希望我在OSIPP的学习能够帮助我让我对这方面有更神的了解。所以现在有着一个机会能够来到日本学习,并且能够更深入地了解我所感兴趣的软实力,我觉得非常的荣幸。OSIPP有很多优秀并且有意义的英语课程可以供我来选择,其中南老师的International Relations of East Asia是我最感兴趣的课程,它帮助我从历史的角度更深层地了解了东亚的国际关系和矛盾。

 

日本的留学生活怎么样?
虽说是海外留学生活,但在与荷兰与中国的巨大文化和饮食差异相比,中日两国的文化习惯等方面相近很多,所以很快便适应了日本生活。值得一提的是,当我实际来到了日本,迄今所学的书本上的知识和动漫里看到的场景全都成为了现实,一齐向我扑来。动漫,作为日本软实力的重要组成部分,在日本随处可见。并且,虽然中日一直以来存在着很深的矛盾,但是中国的熊猫在日本也是常见的,日本人也十分喜爱熊猫,由此可见中国的熊猫外交有多么的成功。我想想要进一步学习日本的软实力和公共外交的我,不能光像以前那样死啃书本和读文献,而更也应该在日本人的日常生活中去体会。

 

研究分野と将来の進路は?
国家の外交政策とソフトパワーが研究分野である。ハードパワーだけでなく、ソフトパワーも無視できないと思う。発展途上国の台頭がしばしば他国の警戒感を招くことになるが、ソフトパワーはまさしくそうした警戒感を解消する手助けになるものに他ならないのである。ソフトパワーが強くなると、国際社会から評価を受けるようになり、衝突を避けられる可能性もある。例えば、中国のいわゆるパンダ外交と日本のアニメ外交は中国と日本のイメージを柔らかくし、他国国民の好感度の高まりに寄与した。ところが、学術的分野において、ソフトパワーに関する研究がハードパワーほど進んでいない。しかも、ソフトパワーを測る基準も研究者らが頭を抱える難題の一つだ。そこで、この分野において、私なりに些細な力でも捧げることができればと思う。今後は博士課程に進学するつもりである。

 

*****************日本語訳*************************

OSIPPへの進学理由
オランダのグローニンゲン大学の国際関係学院で東アジア研究を専攻している。大阪大学のOSIPPとグローニンゲン大学の国際関係学院の間で協定関係が結ばれており、阪大に来るチャンスがあると知ったとたんに、申込書を提出した。国際関係を専攻する学生としては、異なる文化的背景で複眼的に国際問題を見直すことが求められているので、それを学べるチャンスだと思った。また、私はアニメが好きなので、日本への留学に憧れていた。日本のソフトパワーは強く、特にアニメ外交が注目を集めているので、OSIPPにいる間は日本のソフトパワーについて考察してみようと思っている。OSIPPでは、英語の科目も多数開講しているから、第一外国語が英語の私には向いている。例えば、南和志准教授のInternational Relations of East Asiaでは、歴史学の視点から東アジア諸国間の葛藤についていろいろ理解を深めることができた。

 

日本での留学生活はどう?
同じ海外留学とはいえ、オランダと中国とのギャップに比べれば、日中間の方は文化的に近いものが多い。どうりで、日本での生活に慣れるのも速かった。実際に日本で暮らしてみてはじめて、これまで書籍やアニメで知った内容や場面が一気に現実的になってきた。例えば、アニメは日本文化のシンボルの一つとしてどこにでも見かけられるし、中国のパンダ外交も日本で成果を収めているようだ。参考文献にしがみついてばかりいるのではなく、日常生活で日本のソフトパワーと外交を身をもって考えていきたい。
そして、OSIPPの松野明久教授には特に感謝したい。オランダにいたころは、コロナ禍の為、いつ日本に来られるのか全く分からなかった。そんななかで、松野先生がいつも丁寧に指導して下さり、最新の情報を共有したりしてくださった。おかげさまで、無事阪大に来ることができた。生活上のことについて、教務係の方々も優しくアドバイスをしてくださった。ただ、残念なことに、コロナの影響でオンライン授業を余儀なくされてなかなか友だちに会えない。でも、阪大の先生たちは授業の内容と形式をできる限り充実させようと工夫してくれているので、全然退屈には思わなかった。OSIPP生のみんなも親切で、いつも手伝ってくれている。温もりのあるところだと感じた。交換留学生なので国際交流のコースも選んだが、諸外国の留学生と交流するなかで視野を広めている。阪大で知り合った友だちと、帰国できない年末年始にも連絡を取り合ったりして、とてもいい思い出が作れている。

京都の犬カフェにて