在学生

【院生紹介】中瀬悠さん(OSIPP博士前期課程)

【院生投稿】中瀬悠さん(OSIPP博士前期課程)


今回は、元々勉強にも研究にも全く興味がなかった私が、現在はOSIPPの博士前期課程1年の学生になっている理由等についてお話したいと思います。
(写真:2021年3月学部卒業式 大阪城公園にて・撮影時のみマスク着用せず)

 

大学院に進学した理由

2019年8月 留学先オーストラリアにて

私の場合、正直なところ、元々は勉強にも研究にも興味がなく、大学二年次までは大学院に進むとは夢にも思っていませんでした。そんな私が進学した一番大きな理由は、「大学院」というものへの純粋な興味です。学部時代に所属していたゼミの先輩や同期、また学部3年の時に交換留学で訪れたオーストラリアの大学の友人たちに大学院に進む人が多かったこともあり、その環境に影響を受け、「みんなが行く大学院とはどのようなところなのだろう??」と少しずつ興味を持つようになりました。とはいっても、興味だけですぐに大学院に進もうと決められず、就職するか、それとも進学するか、はたまたあと一年学部に在籍するか、とても迷いました。 しかし、働く期間が約40年から42年に増えるよりも、学部への在籍が4年から5年に増えるよりも、大学院で勉強する期間が0年から2年に増える方が、経験の幅が広がるのではないかと思い、大学院に進学することにしました。
また、何か一つの分野で専門性を身に着けたいと思ったことも、進学への後押しになりました。学部生時代は大阪大学法学部 国際公共政策学科に在籍していたので、分野を絞らず法律・政治・経済を広く履修していました。さらに1年間の交換留学時には大阪大学では扱っていない別の分野を専攻していました。その結果、知識の幅は広がり、各分野同士のつながりも考えることができました。その一方、どうしても浅く広くの知識習得になってしまい、一つの分野を掘り下げて学ぶことはできませんでした。大学院に進学することで、それが可能になるのではないかと思ったことも、進学を後押ししました。

 

OSIPPを選択した理由

大学院への進学を決めた後、OSIPPを選んだ理由は二点あります。
一点目は、OSIPPが身近であったことです。前述の通り、学部では国際公共政策学科に在籍しており、OSIPPに進学された先輩方も何人か知っていたので、大学院の中ではOSIPPはとても身近な存在でした。学部で留学した際、新たな環境に適応するのに比較的時間がかかる方だということに気づいたので、OSIPPへの進学ではそのコストがかからないというメリットもありました。

2020年9月 京都水族館にて

二点目は、多様な学生や先生方と交流できることです。OSIPPでは、学部からそのまま進学する方は少数派で、様々な大学から進学される方がいます。また、学生の半数ほどは留学生で、社会人の方もいらっしゃり、専攻分野も政治・経済・法律と様々です。このように多様な人々と交流することで、自身の視野がより広がるのではないかと思いOSIPPを選びました。(コロナ禍で交流しづらいですが、これを読んだ方、ぜひ声をかけてくださいね!)

 

研究内容と将来
まだ、テーマが完全に決まっているわけではありませんが、教育と労働の関係について興味を持っています。2年ほど前までは全く興味のなかった分野ですが、学年が上がるにつれ私自身が進路について考える機会が増え、社会人として働く友人も増える中で、興味を持ちました。ご専門に近いテーマだということもあり、今は松繁寿和先生の研究室に所属しています。実は、松繁先生には、高校在学時に高大連携プロジェクトで課題研究のご指導いただいていました。当時は国際公共政策学科への進学もまだ決めていませんでしたし、大学院に進学するなど夢にも思っていなかったのに、不思議でありがたいご縁を感じています。
現在は、研究に必要な知識がまだまだ不十分なので、まずは経済学系の授業を履修して、基礎となる経済の知識を習得しています。

OSIPPでは、卒業後は国際機関や官公庁、シンクタンクやコンサルティング業界を目指す学生も多いと聞きますが、私はメーカーやインフラ系のいわゆる民間企業に就職したいと考えています。ただ、将来については未定ですし、想像もしていなかった大学院に現在進学していることや興味のある研究テーマも大幅に変わったことを考えると、卒業後は今思い描いていることと全く異なる方向に進んでいるかもしれませんが…。大学院での2年間を経て、卒業後どうなるのかを楽しみにしながら、実りある2年になるように大学院生活を送りたいと思います。

2021年3月学部卒業式 大阪城公園にて(写真撮影時のみマスク着用せず)